やゆfishのはじまり

「やゆfish」
へんてこりんなユニット名ですよね・・・？2003年、すでに活動していたジャズバンド「やゆ＆FishHouse」の極小版だから、短くして「やゆfish」でいんじゃない？なんて軽い気持ちでつけたネーミング。 まさか、こんなに続くとは、ここまで広がるとは想像もしていませんでした。 私達の音楽は洋楽のリズムに乗せて民謡・三味線を演奏しています。洋楽よりでも邦楽よりでもない中立な演奏スタイル。 それは衣装にも表れています。
一番初めのお仕事は、ショッピングセンターでのイベントでした。 30分2回の演奏。民謡アレンジのレパートリーは、たったの5曲。ここからスタートしました。 忘れもしない2回目の演奏は、今でもお世話になっている長野県の鹿教湯温泉「斎藤ホテル」でのロビーコンサート。 依頼を受けて返事をしたものの、私達の音楽で大丈夫なのだろうか？と不安でいっぱいでした。想像を超える拍手、歓声をいただいたことをつい昨日のことのように覚えています。ここでお客様に受け入れられたのは後々の大きな自信と、間違っていない！という確信につながりました。 その後、太平洋フェリーの定期クルーズでも演奏させていただくようになり、そこから徐々にアレンジの曲目を増やしていきました。 老若男女に受け入れられるスタイルも、ここで勉強させていただいたと言っても過言ではありません。

東日本大震災の中寄せられた沢山の力

「やゆfish」の初PVを太平洋フェリー(旧いしかり)にて撮影・発信したことがきっかけで、海外の方からも評価をいただくようになりました。 お客様からも、海外でも受け入れられるかもよ？とお声をいただくようになり、その言葉は後に現実となりました。
2011年4月、私達はフロリダとブラジルで演奏することが決まっていました。ブラジルのビザを取得しに行った帰り道。 あの未曾有の東日本大震災が起きたのです。これを機に、予定していたコンサートを震災のチャリティーコンサートとして、沢山の義援金が寄せられました。
日本のことを心配してくれた海外の皆様のお気持ちと共に、あなた達の愛国心は素晴らしい！とおっしゃってくださった方の言葉は一生忘れない。そんな海外デビューでした。

短い歌詞に織り込まれた想いを世界へ

このような活動を続けていく中で、日本民謡をもっと世界に伝えるべく、5・7・5調の短い歌詞の中に織り込まれている想いを できるだけ忠実に英語で翻訳することができないか？と思うようになり、2016年、長年思い続けていたことが現実となりました。
あれから年月を経た今も、日本から世界へ民謡の心を届け続けています。




ナゴヤアーティストエイドに参加しています    ナゴヤアーティストエイドに参加しています

日本各地の民謡から、ナツメロ・ポップス、また邦楽・洋楽を飛び越えた「無国籍」なアレンジ曲を唄うやゆfishワールドをお楽しみください。 各種イベント・パーティー・コンサート・学校公演・各種自主事業などフレキシブルに皆様のご要望にお応えいたします